「今月中に契約してくれるなら、特別に100万円お値引きします!」 「決算キャンペーンは今週末までなんです。これを逃すと損ですよ!」
営業マンからそう言われて、心がグラついたか?
「100万あれば、家具も家電もグレードアップできるじゃん…」なんて皮算用を始めたか?
悪いことは言わない。
その電卓を置いて、一度冷たい水でも浴びてこい。
目を覚ませ。
その「100万円」は、お前のために用意されたプレゼントじゃない。
営業マンが今月の「契約ノルマ」を達成し、支店長に詰められないために撒いた「毒入りの餌」だ。
今回は、その甘い餌に食いついて、一生後悔することになった俺の友人の話をしよう。
これを読めば、ハンコを押そうとしているその手が震えて止まるはずだ。

住宅展示場は魔物が住む場所だ。
丸腰で行くと、
百戦錬磨の営業マンに言いくるめられて終わる。
まずはこちらで、
口車に乗せられないための「防御力」を上げておけ。
「この値引き、本当に信じていいの?」「契約後に金額が跳ね上がらない?」そんな不安があるなら、ハンコを押す前にここで相談しろ。プロの目でチェックすれば、実は460万円も安くなる可能性があるぞ。
「100万円値引き」のカラクリ。それは最初から乗っている
まず、残酷な現実を教える。
住宅業界において、「決算だから赤字覚悟で安くする」なんてことは99%あり得ない。
ハウスメーカーの見積もりなんて、素人には中身がわからないブラックボックスだ。
奴らがよく使う手口はこうだ。

- 本来3,000万円で利益が出る家を、あらかじめ3,200万円で見積もりを作る。
- 客が渋ったら、「今月契約なら特別に…」と恩着せがましく100万円引く。
- 客は「100万も得した!」と喜んで契約するが、メーカーは予定より100万多く利益抜いている。
これが「値引き」の正体だ。
お前が得したんじゃない。
最初から乗せられていた分が、演出として削られただけだ。
⚠️ その値引き、「景品表示法」ギリギリかもよ?
「キャンペーン価格」や「特別値引き」を謳うには、本来「通常価格での販売実績」が必要です。 もし営業マンが、あなたの足元を見てその場で作った見積もりに「通常価格」と書き、そこから値引き演出をしているなら、それは不当景品類及び不当表示防止法(二重価格表示)スレスレの行為です。
「お客様だけ特別」という言葉は、法律の抜け穴を使ったセールストークに過ぎないのです。
参考:二重価格表示(消費者庁)
なぜ「今月」なのか?
営業マンが急かす理由はただ一つ。
「支店長の決算目標」と「彼らのボーナス査定」のためだ。
お前の人生がかかった35年ローンの家づくりより、彼らにとっては「今月の数字」の方が100倍大事なんだよ。
そんな奴らの都合に、なんでお前が合わせてやる必要がある?
【実話】決算値引きで契約した友人Aの末路
実際に、この「決算マジック」に引っかかった俺の友人Aの話をしよう。
彼は3月末の決算期、「今なら太陽光パネル(150万円相当)を無料にします!」という言葉に釣られた。
まだ間取りや設備の仕様が決まりきっていなかったが、営業マンはこう言った。
「細かい部分は契約後にゆっくり決めましょう。まずは枠だけ確保しないと、この特典は消滅します!」
Aは焦って契約書にハンコを押した。
地獄が始まったのは、その翌月からだ。

契約後の「変更不可」地獄
契約後に「やっぱりキッチンの位置を変えたい」「窓を大きくしたい」と要望を出したAに、営業マンは冷たく言い放った。
「あ、その変更は追加オプションになりますね」 「もう構造計算に出したので、変更手数料がかかります」
契約前はあんなにニコニコして「何でもできますよ!」と言っていたのに、契約した途端、態度は急変。
釣った魚に餌はやらないとはこのことだ。
具体的な数字を見れば、もっと青ざめるはずだ。
Aが「150万円お得」と思って契約した後、実際に突きつけられた追加請求書の一部がこれだ。

- コンセント追加(5箇所): 15万円(契約後単価で割高)
- 窓の仕様変更(断熱UP): 60万円(標準仕様からの変更手数料含む)
- キッチンの位置変更工事: 80万円(配管設計のやり直し費含む)
- その他諸経費: 45万円
合計:200万円オーバー
最初の「150万円値引き」なんて、一瞬で吹き飛んだ上に、さらに50万円の赤字だ。
これが「契約後の変更」の恐ろしさだ。
主導権を握られたら、カモは搾り取られるだけなんだよ。
「納得していない契約」は絶対にするな。
それが身を守る唯一のルールだ。
契約を急かされた時の「魔法の切り返し」
もし今、営業マンに「今月中に…」と詰められているなら、こう言い返してやれ。
「一生の買い物を、たかだか数日のキャンペーンごときで決めるつもりはありません。待てないなら、御社とはご縁がなかったということで他へ行きます」
これを言って、慌てて引き止めてくるなら、まだ交渉の余地はある。
逆に「じゃあ特典はなくなりますよ」と脅してくるようなら、そいつはお前の幸せよりノルマしか見ていないクズだ。
さっさと損切りしろ。
急かされて契約した人の末路は「相談件数」に出ている
「みんな決算で決めてますよ」と営業マンは言うが、その裏でどれだけの人が泣いているか知っているか?
国民生活センターには、注文住宅に関する相談が毎年何千件も寄せられている。
その多くが「契約後に言った言わないのトラブルになった」「解約しようとしたら高額な違約金を請求された」というものだ。
国も「急かされてもその場で契約するな」と警鐘を鳴らしている。
お前がその統計データの一部になる必要はないんだ。
その見積もり、本当に適正か?「セカンドオピニオン」を持て
「でも、本当にこの値引きはお得なのかもしれない…」 まだそんな未練があるなら、自分だけで悩むのはやめろ。
焦っている時こそ、冷静な「第三者の目」が必要だ。
もし値引きトークに押されて契約してしまい、「話が違う」と感じたら、一人で悩む必要はない。
国土交通大臣が指定した住宅相談窓口「住まいるダイヤル」には、年間3万件以上の相談が寄せられており、専門の建築士がトラブル対応のアドバイスをしてくれる。

国交省自身も、住宅の購入契約について「慎重に検討し、困ったときは公的な相談窓口を利用するように」と述べている。
まずは「契約前」にプロに見せろ
トラブルになってから相談するより、トラブルになる前(契約前)に防ぐのが賢いやり方だ。
「この見積もり額は適正か?」 「この値引きキャンペーンは本当にお得なのか?」
それを客観的に判断できるのは、利害関係のない第三者のプロだけだ。
他社の見積もりと比較したり、プロに診断してもらえば、「なんだ、この値引きはただの演出じゃん」と一発で見抜けることもある。
まとめ:100万円のニンジンより、35年の満足度を取れ
家づくりは、契約して終わりじゃない。
そこから35年、お前と家族が毎日暮らす場所だ。
目先の「100万円」というニンジンに惑わされて、一生後悔するような家を建てるな。
ハンコを押す前に、一度深呼吸しろ。
そして、その見積もりが「カモ価格」になっていないか、プロに診断してもらえ。
自分の身を守れるのは、お前の冷静な判断だけだ。
住宅展示場は魔物が住む場所だ。
丸腰で行くと、
百戦錬磨の営業マンに言いくるめられて終わる。
まずはこちらで、
口車に乗せられないための「防御力」を上げておけ。
「この値引き、本当に信じていいの?」「契約後に金額が跳ね上がらない?」そんな不安があるなら、ハンコを押す前にここで相談しろ。プロの目でチェックすれば、実は460万円も安くなる可能性があるぞ。




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